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加齢とともに発生する『白内障』と『先進医療』

2016/07/14

■白内障とは

 私たちが目で見ている像は、角膜、水晶体を通った光が網膜面で結像したもので、水晶体が濁っていると霞んで見えるようになります。
白内障はさまざまな原因で水晶体が濁る病気です。
原因として多いのが加齢によるもので、早い人では40代から、80代でほとんどの人で白内障が発見されます。
 その他の原因として、先天的なもの・外傷、アトピーによるもの・薬剤、放射線によるもの・そして他の目の病気(炎症)が原因で起こるものです。

■白内障の手術(①単焦点眼内レンズ、②多焦点眼内レンズ)とは

 白内障が進行して日常生活に不自由を感じるような場合には、手術が必要になります。白内障の手術は今では年間100万件ほどもあり一般的な手術になっています。
 白内障の手術は、濁った水晶体を超音波で砕いて取り出し(超音波水晶体乳化吸引術)、人工のレンズ(眼内レンズ)を入れるという方法です。局所麻酔をしますので手術中の痛みはほとんどありませんし、手術時間は15〜30分程度です。

眼内レンズには、①「単焦点眼内レンズ」と、単焦点眼内レンズを改良した②「多焦点眼内レンズ」があります。単焦点眼内レンズは遠方か近方のどちらか1点にのみ焦点が合うというもの。遠方に焦点を合わせると、老眼ではない患者でも、単焦点眼内レンズによる白内障治療を受けた後は、近方を見るために老眼鏡が必要となります。
「多焦点眼内レンズ」では、遠方と近方の両方に焦点を合わせることが可能です。
 ただし、多焦点眼内レンズを挿入した場合、単焦点のような良好なコントラストではなく、少しかすんで見えると言う人がいるなど課題がありました。この問題点を解決したのが、2007年に新しく国内で販売が承認された新型の多焦点眼内レンズです。

■医療保険扱い(単焦点眼内レンズ)と先進医療扱い(多焦点眼内レンズ)

単焦点眼内レンズの白内障治療は保険適用であり、治療費は3割負担で片眼約4万円程度。  
一方、多焦点眼内レンズは保険適用となっていません。ただし、所定の要件を満たした眼科専門医がいる医療機関では先進医療として認められています。ただし、多焦点眼内レンズの費用などに公的な保険が効かないため、治療費は片眼で約30万〜40万円程度です。
多焦点眼内レンズを用いた白内障の治療で先進医療の認定を受けている医療機関は、現在、全国に100カ所(東京都内は裏面のとおり) 注意点は、白内障の治療ではなく、老眼の治療を目的に多焦点眼内レンズの挿入を行った場合は自由診療となり、治療費は片眼で約35万〜60万円と高額になります。

<以上厚生労働省等の資料より。詳細は眼科専門医で確認願います。>

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